【ウラバナシ03】マジックで塗られたBody Positive Tシャツ

こんにちは🌿 Ayubowan〜🇱🇰

以前、kelluna.に関する質問を募集したところ、圧倒的に多かった「現場での裏話は?」「驚愕したことは?」。今回このブログで3つ目の裏話をご紹介します。 なんだか少し元気ないなという方、多分この記事、ちょっとだけ笑えるかも。

常に斜め上をいく、スリランカ。

このエピソードに関しては、様々なトークイベントやインタビューでも話してて、もはやkelluna.の「鉄板裏話ネタ」になってきているのですが..笑。

裏話シリーズは、軽めの面白おかしなテンポでお伝えしたいのですが、渦中は中々私もダメージくらってることが多いので、自分の中でネタとして消化してブログ化できるまでいつも時間がかかります笑

Here we go then〜✨

ep.3「マジックで塗られたBody Positive Tシャツ」

昨年の国際女性デーに、ボディポジティブモデル&イラストレーターのADAさんとコラボした、body positive T-shirt をリリースしました。
(リリースと同時に、kelluna. community 6名のself love storiesも公開してますので、そちらもご覧くださいませ🌿→「Self-love episodes No.1-6」)

Body Positive T-shirt with ADA ↓ 

おかげさまで、こちらの商品は何度も完売/再入荷を繰り返し、先日のラストリリースもほぼ完売状態です(あと本当に少ししかないので、気になる方はお早めに❤️)

Body Positive T-shirtは、Adaさんと何度も打ち合わせをして、kelluna.のコンセプトを優しく表現してもらい、私のスリランカ出張にあわせて、当然「実寸大」「背景透過済」で納品してもらいました(「実寸大」、「背景透過済」が、この先の事件につながるので、大事....笑)。

イラストのデータをいただいてからは、実際の商品制作や印刷は、kelluna.の制作の舞台となるスリランカでやることに意味があるので、いざ開始!

 

4種類のイラストのうちの1つ、身長ver. 

 Tシャツの制作自体はkelluna.のメンバーで問題なく行い(※コロナの影響で再入荷分は別の工場での作成となってます)、出来上がった黒と白のTシャツに、「体格」「身長」「肌」の多様性を表現した4つのイラストをプリントする工程へ。

サンプルとして、まず黒のTシャツにこちらのイラストをプリントするところから。

4種類のイラストのうちの1つ、集合ver. 

YUNA 「このデータは、実寸大で背景も透過しているから、これをこのまま、何も変更/編集せずに、プリントしてね。明日の14時までにできる?」

プリント担当「OK!そのままプリントね!明日の14時に家に持ってくよ

〜翌日 午前6時

ピンポーン

プリント担当「すぐできたから、すぐ見せたくて早くきた!」

YUNA「6時だし寝てたよ」

プリント担当「いいから、見て!」

そこには、Tシャツからはみ出る寸前まで拡大され、
わざわざ白い背景がついたイラストが...
(写真撮り忘れましたが、このミスはまだ序の口)

YUNA「サイズもそのままで、背景もつけなくて良いって言ったと思うけど」

プリント担当「拡大が得意だし、背景のつけかたも知ってることを見せたかった😆」

YUNA「おっけー、じゃあ、それはわかった。しかも早く出来てすごいね。でも今回は黒Tシャツに対して、イラストのコントラストがどうなるかサンプルで見たかったし、本番は透過のままだから、それでお願いね?つまり、イラストの背景は黒Tシャツの時は、黒のままってことだよ(透明だから)。」

プリント担当「黒とのコントラストみたいんだね。やり直す。」

〜翌日 (今度は)普通の時間〜
ピンポーン

 プリント担当「黒背景にイラストの印刷、できたよ」

WAO~!

マジックで塗られてる〜!笑

しかも何がすごいって、イラストの周り1mmずつくらい白く枠取り残しながら塗ってる笑...

これ....逆に地味に大変だったはず...笑

なぜ、普通に透過版データで普通にプリントしなおさなかったのか....。

斜め上の提出物に、私も目が点。

 

それが、スリランカ。

 

このあと、もう2ラウンドくらいやり直しして、ようやくちゃんと「データを何もあ変えずにそのままの印刷」ができました笑。

ちなみに、「販売予定の状態でサンプルは作らないとだよ。本番はマジックで塗らないでしょ?」と聞いたら「1ヶ月くらいくれたら、できる」とのこと笑 違うのよ、そうじゃないのよ....。

 

...現地では、こんな日々です。

 

こういう斜め上のハプニングが日常茶飯事の国がkelluna.の舞台です。

それでも私はクリエイションを全てスリランカですることに意味があると思っています。もちろん実際に販売しているものは、ちゃんとしたクオリティなのでご安心ください笑。そこまでにたどり着くのが毎回大変です。

 

4種類のイラストのうちの2つ、体格ver. & 肌ver. 

 

渦中では私もそれなりに怒ったりしてますが、それでもやっぱりスリランカが好きなんです。

fin.

1 comment

不思議よね。問題が起こったその時は怒り心頭なのに、時間が経つとその怒りはどこへやら。笑えるネタになってしまう。
この件とは少し違うけど、きのう、高速道路をバスに乗っていたら、高速道路の上りのド真ん中でストライキしていたの。通行止めされたから、バスやほかの車はどうしたかというと、脇道にでて、まさかの、反対車線の高速道路に逆行して入っていったの。もう自殺行為甚だしいし、逆行してるのは上りでゆっくりだけど通常走行している車は下りでスピード出てるからね。もう本当に心臓バクバク。警察は?というと、料金所の手前で、元のレーンに入れるように誘導。。。国民も国民だけど警察も警察だ、と恐怖と怒りを覚えた瞬間でした。(ちなみに高速道路逆走は2回目)
めっちゃ個人的なコメントになってしまったので、ゆうなへのメッセージ♡いうことで。

Japoliviana 10月 08, 2021

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