「ゴミから作れるタカラモノ」:人、自分、そして地球にも優しくできたらな

すっかり12月ですね。Happy Holidays!

今回は、「地球への優しさ」について。

kelluna.は、できる限りearth friendlyなブランドでありたいと思っています。

取り組みについても、後半に記載しますが、まずはそう思ったきっかけについて。

 

みなさん、「ミートタムッラ(Meethotamulla)」をご存知ですか?

 

スリランカの多くのゴミが「ゴミ山」として蓄積されていたエリアの名称です。

2017年、約50mにまでなってしまったこのゴミ山は崩れ、

140軒以上の周囲の家が崩壊、死者や失踪者も出ました。

私は、当時、前々職の出張でミートタムッラ・ゴミ山の崩壊直後の現場に行く機会がありました(まだとても危険な状況だったので、軍の人と共に)。

当時の写真がこちら。

家が逆さまになっていたり、

そこに住んでいた子供のぬいぐるみが落ちていたり・・・

ガラスや煉瓦も飛び散っていました。

そこから半年後、私はスリランカに引っ越し、kelluna.の工場立ち上げを始めたわけですが、

ミートタムッラを実際に目にしたことから、

絶対にearth friendlyを意識したブランドにしようと決めていました。

self-loveがブランドコンセプトですが、サブコンセプトはearth-loveでもいいくらい。

 

アパレルも、制作過程でゴミはたくさん出ます。

でもそれをなるべく最小限にすることで、微々たる力ではありますが、

スリランカでこのような災害が再発しないようにしたいと思っています。

 

そして、私達の販路である日本。

スーパーや八百屋でのプラスチック包装の量が凄まじく、

せっかくマイバックを持参しても、元々の包装に大量のプラが使われていたり。

物販も多くのものがプラやポリ袋で小分けされています。

見た目はとても繊細で可愛いくても、地球に悲鳴をあげさせてるのってどうなんだろう?


kelluna.のearth friendlyに関する取り組みは・・・・?🌍

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まず、kelluna.のウェアに使用している生地は、大手ブランドが、大量生産には足らず不要としたデッドストックの生地を使っています。

なので、実は、kelluna.のウェアは、大手ブランドの「ゴミ」で出来ています

私たちは、大量生産型ブランドではないので、これくらいの量でちょうどよく、新規で調達するよりも良いと考え、今まで全てそのようにしてきています。

そのため、同じ柄の生地は手に入りづらく、「再販」ということができません

なので、完売したら、いくら人気でもそれっきりです。

(なので、気になるものがある際は、お早めにどうぞ♬)

1着を大切に、一期一会の出会い。

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そして、包装紙は、ティーバッグをリサイクルして作っています。

こちらの包装紙は、Kirikiththaというエリアで、kelluna.専用に女性のチームが作ってくれています。一つ一つ、彼女たちがカットし、糊も乾かしてからパッキングして発送してくれます。

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また、販売している「茶葉染エコバック」ですが、こちらも「茶葉」といっても、既に使用済みで本来捨てる茶葉をバケツに集めて、捨てる代わりに染める材料にしております。

なので文字通り「エコ」に作っています。

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さらに、イベントで販売しているヘアゴムですが、こちらもゴミを減らすために、ウェアをつくったあとの端切れで作っています。

 

「環境配慮」というのは、100%するのはとても難しいことです。完璧を求め出してしまえば、揚げ足取りの「エシカル合戦」状態になってしまいます。

 

例えば、kelluna.のウェアも、組成にポリエステルが含まれていたりしますし。

他のブランドでも、商品の性質上、どうしても非エコな材料を使わざるを得ないことは多々あります。

 

それでも「自分のできる範囲」で何かやるだけでも、凄く変わります。

「私一人が意識しても変わらないよ!」と思うかもしれませんが、

一人一人が沢山集まれば、大勢となり、「変化」につながります。

お買物って、選挙と同じです。

 

余談ですが、

スリランカでは、ゴミ山は崩壊したものの、2019年からは多くのカフェでは紙ストローが使用されるようになりました。

日本ではマイストローを持ち歩いてる人もわずか、カフェもほとんどがまだ従来のストローです。

ちなみに私のマイストローは、チョコレート屋さんの「マルゥ」で買いました。

こちらです!

で出来ているのですが、竹はもっともアップサイクルに適した素材。

竹は成長するスピードは凄まじく、安全性も踏まえ、切る必要がどうしてでてくる。そんな中、アップサイクルも追いつかず伐採された竹が貯蓄されていくばかり。私達も、そんな竹のアップサイクル素材に今注目中です!

 

 

ここまで読んでくださった方に、私からささやかな年末のプレゼントです。

12月31日まで、オンラインストアの全ての商品が10%引きとなるsecret couponです!

ご購入の際に、stoothi2019 とクーポンコードを入力してください♬

stoothiとは、スリランカの公用語(シンハラ語)で「ありがとう」という意味です。

では、皆様楽しい年末をお過ごしください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3 comments

I’ve known Yuna since 2018 and everytime she is around in SL we ensure to meetup. Although this time around, I was particularly interested in knowing more about her brand. I asked a little about Kelluna while running with her but I wanted to know more. She just left the country this morning and before I bother her for more info, I just visited this website.
I’m amazed of this great friend I have who does so much to Sri Lankan community while giving back some love to mother earth AND most importantly her efforts on Japanese women to embrace self love strongly.
Thank you Yuna for all that you do! Many blessings to you girl. So proud of you <3

- G3

Gayathrie 10月 22, 2024

千里の道も一歩から🌱
ですネ

Nao 12月 25, 2019

エコについて勉強になりました。
発展途上国の女性の雇用創造❎beauty comes from self love❎エコ=kelluna by Yunaというfomulaがいいですね。多くの人が知る機会があればイイね。

tidak apa apa 12月 24, 2019

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Yuna Maekawa, Founder of kelluna.